全体概観
実験考察問題が増加し、文章選択問題も増加したが、選択肢がわかりやすく,昨年よりやや易化した。
大問数 |
減少 | 変化なし | 増加 |
難易度 |
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 |
昨年と同様に、大問数は6題であり、第6問と第7問が選択問題である。設問数は第6問を選択すると29問、第7問を選択すると30問であり、昨年の25〜26問に比べて増加し、マーク数は第6問を選択すると34、第7問を選択すると35で、昨年(32)よりも増加した。知識問題は、基本的には生物の教科書の内容を押さえておけば解けるが、文章選択問題が増加した。また、昨年と同様に実験考察問題の分量が多く、時間がかかる実験考察問題が増加したが、紛らわしい選択肢が少なく,全体として昨年よりもやや易化した。
年度 |
大問 |
出題分野 |
設問数 |
マーク数 |
配点 |
||
2017 |
第1問 |
生命現象と物質 |
5 |
6 |
18 |
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第2問 |
生殖と発生 |
5 |
7 |
18 |
|||
第3問 |
生物の環境応答 |
6 |
6 |
18 |
|||
第4問 |
生態と環境 |
5 |
6 |
18 |
|||
第5問 |
生物の進化と系統 |
6 |
6 |
18 |
|||
第6問 |
1問選択 |
細胞を構成する物質や細胞小器官を解析する研究技術 |
2 |
3 |
10 |
||
第7問 |
生物多様性 |
3 |
4 |
10 |
|||
2016 |
第1問 |
生命現象と物質 |
4 |
6 |
18 |
||
第2問 |
生殖と発生 |
4 |
6 |
18 |
|||
第3問 |
生物の環境応答 |
6 |
6 |
18 |
|||
第4問 |
生態と環境 |
5 |
5 |
18 |
|||
第5問 |
生物の進化と系統 |
4 |
6 |
18 |
|||
第6問 |
1問 |
イネ科植物の栽培と利用 |
3 |
3 |
10 |
||
第7問 |
社会性昆虫の行動と進化 |
2 |
3 |
10 |
|||
2015 |
第1問 |
生命現象と物質 |
5 |
5 |
18 |
||
第2問 |
生殖と発生 |
5 |
6 |
18 |
|||
第3問 |
生物の環境応答 |
5 |
6 |
18 |
|||
第4問 |
生態と環境 |
5 |
5 |
18 |
|||
第5問 |
生物の進化と系統 |
5 |
6 |
18 |
|||
第6問 |
1問 |
臓器移植 |
3 |
4 |
10 |
||
第7問 |
DNAの塩基配列を用いた生物の系統推定 |
3 |
3 |
10 |
過去の平均点の推移
2016 | 2015 |
---|---|
63.62点 | 54.99点 |
設問別分析